端正な容姿と高い社会的ステータスを持ちながら、なぜ堂本光一はこれまで独身であり続けたのか。その背景には、単なる「タイミングの不一致」を超えた、彼独自のパーソナリティと徹底した職人気質が存在します。
堂本光一自身、過去のバラエティ番組や雑誌インタビューにおいて、自虐を交えながら独自の結婚観を語ってきました。
「自分はひとりの時間が絶対に必要。家に帰ってまで誰かに気を使いたくない」
「リビングでずっと一緒にいるとか耐えられない。お互いに別の部屋で自分の好きなことをしている距離感が理想」
F1のレース分析に没頭し、ミリ単位でこだわった舞台機構の図面を自宅で何時間も見つめ直す。そうした「徹底的な孤独と自己完結を愛する性格」こそが、彼が独身を長く維持してきた大きな要因です。自ら「自分と生活するのは本当にめんどくさいと思う」と公言して憚らないほど、私生活のテリトリーに他人が踏み込むことに対して高い心理的ハードルを設けていました。
さらに大きかったのが、座長として背負い続けていた『Endless SHOCK』への凄まじい責任感です。年間数カ月に及ぶ本番期間中は、階段落ちやフライングなどの過酷なフライングアクションにより常に全身打撲と疲労骨折のリスクに晒されていました。「命を削ってステージに立つ間、家庭に安らぎを求める余裕など物理的にも精神的にも存在しなかった」と本人が漏らしていた通り、舞台に殉じるプロフェッショナル精神が、私生活の決断を後回しにさせていたことは疑いようのない事実です。