画業30周年を記念して銀座三越を皮切りに全国を巡回した個展「POP OUT」は、各地で記録的な動員を叩き出し、アーティストとしての圧倒的な求心力を再証明した。会場を埋め尽くした未公開作品や大型インスタレーションは、かつて休筆を宣言していた時期のブランクを微塵も感じさせない熱量に満ちていた。
現在も全国各地のギャラリーや美術館で精力的に展示が企画されており、最新の個展会場には往年のファンだけでなく、SNS世代の若者や海外からの旅行者が押し寄せている。新作が発表されるたびに即座に買い手がつく状況が続いており、展示会場の熱気はまさに全盛期を上回る勢いだ。