ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「梅田のロフトに行けばコンサート用の高性能双眼鏡がズラリと並んでいる」という書き込みが散見されます。しかし、ここには梅田エリアにおける店舗移転と業態変更に伴う大きな認識のズレが存在します。
かつて茶屋町エリアに存在した巨大路面店「梅田ロフト」(2023年春に営業終了)を記憶しているファンは、当時の広大なバラエティフロアをイメージしがちです。しかし現在の「ルクア大阪ロフト」は、駅型商業施設内の厳選された売り場構成となっており、カメラ専門店のような本格的な光学機器コーナーは設けられていません。
特に危険なのが、「ライブ当日にルクア大阪ロフトへ行けば、ビクセン(Vixen)の本格アリーナシリーズや防振双眼鏡が即日手に入るだろう」と思い込むケースです。手軽な観劇用プラスチック製オペラグラスであれば入手できる可能性がありますが、薄暗いドームの照明下で推しの細かな表情や滴る汗まで鮮明に捉えるための「明るさ9以上」「マルチコートレンズ採用」といったハイスペック機材を求める場合、期待通りの製品に出会えない可能性が極めて高くなります。