貼る眼帯を使用する目的としてもっとも多いのが「ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)」や結膜炎ですが、医学的な観点から知っておくべき重要な注意点があります。
眼科医が指摘する「密閉」のリスク
細菌感染が原因である初期のものもらいに対して、貼る眼帯で長時間患部を密閉してしまうと、眼球周囲の温度と湿度が上昇し、かえって細菌が繁殖しやすい環境を作り出してしまうことがあります。眼科領域の一般的な見解として、他者への感染防止や無意識に手で擦ってしまうのを防ぐ一時的な保護目的以外では、通気性の良い眼帯を選ぶか、長時間の連続装用を避けることが推奨されています。
子供用サイズ(ジュニア・斜視弱視用)の選び方
未就学児や小学生の目を保護する場合、大人用の貼る眼帯を貼るとサイズが大きすぎて鼻梁に浮きができたり、剥がす際に子供のデリケートな皮膚を痛めたりします。子供用サイズはパッド部分が一回り小さく設計されており、粘着剤も低刺激なアクリル系ゲルが採用されています。子供の弱視訓練(遮蔽訓練)や術後保護で必要な場合は、100均やコンビニで妥協せず、調剤薬局や大型ドラッグストアで「ジュニアサイズ」「小児用」と明記された日本製の製品を選ぶのが確実です。