ネット上の掲示板や知恵袋などで散見される「鹿児島中央高校は課題が多すぎて自由時間がない」「宿題をこなすだけで精一杯になる」という噂について、実態を精査しました。
現場の実態として、入学直後の1年生から毎日の予習・復習、週末の課題プリント、小テストの準備が課されるのは事実です。中学時代に定期テスト前だけの詰め込み学習で乗り切ってきた生徒にとっては、入学直後の課題量は大きな負担に感じられることがあります。
しかし、これは「基礎学力を短期間で大学受験水準へ引き上げるための構造的トレーニング」であり、学年が上がるにつれて自主的な選択学習へとシフトしていきます。要領を掴んだ生徒は登下校の隙間時間や朝の時間を有効活用して課題を処理しており、2年次以降は自分に必要な受験勉強へリソースを振り分ける自律性が身についていきます。「受動的にこなすだけ」になると苦痛を感じやすい反面、「学習習慣を強制的に確立できる」という点では確実なセーフティネットとなっています。