メインクーンを家族に迎える際、性別選びは成猫時の居住空間や取り回しに直結する重要な要素です。オスとメスでは骨格の厚みや筋肉量に明確な差が現れます。
オスのメインクーンは骨太で首回りの飾り毛(ラフ)が分厚く発達し、ライオンのような威厳ある風貌に仕上がります。体重も6〜9kg台がボリュームゾーンとなり、抱っこした時の重量感はズッシリと腕に響きます。一方、メスはオスに比べると一回り小ぶりで、体重は4〜6kg前後に落ち着く傾向があります。大型猫特有のエレガントさを保ちつつ、日本の一般的な住宅環境でも抱き上げやシャンプーなどのケアが比較的しやすいサイズ感といえます。
また、メインクーンを語る上で見逃せないのが成長スピードと成長期間の特殊性です。通常の猫種は生後12か月(1歳)前後で骨格の成長がストップしますが、メインクーンは「スローグロース(遅発性成長)」の猫種であり、生後3〜5年かけて骨格・筋肉・被毛がゆっくりと完成します。
生後半年を過ぎても子猫特有の無邪気さを残したまま、身体だけがグングン大きくなっていくギャップこそが、メインクーンオーナーの味わえる最大の醍醐味といえます。