北九州市街地から車を南へ走らせること約40分。霊峰・福智山を望む絶好のロケーションに建つ「ほうじょう温泉 ふじ湯の里」は、数ある福智町日帰り温泉のなかでも圧倒的なリピート率を誇ります。なぜこれほどまでに多くの人々を惹きつけてやまないのか、その最大の原動力は類まれな湯力と設計思想にあります。
施設で提供される湯は、弱アルカリ性のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。肌に触れた瞬間にトロリとした滑らかさが広がり、古い角質や皮脂を優しく洗い流す「美肌の湯」としての性質と、塩分が肌の表面を包み込んで保温・保湿を持続させる二面性を兼ね備えています。湯上がりの肌がつっぱりづらく、冬場でも湯冷めしにくい泉質は、寒暖差の激しい内陸性気候の筑豊盆地において至高の恵みといえます。
大浴場は、趣の異なる「大岩風呂」と「白望の湯(日王の湯)」の2つのエリアが男女日替わりで運用されており、奇数日と偶数日で異なる風情を楽しめる仕掛けです。なかでも訪れる者を圧倒するのが、手入れの行き届いた庭園を望むほうじょう温泉 源泉かけ流し露天風呂です。内湯でじっくりと芯まで温まった後、外気を感じながら注ぎたてのフレッシュな生源泉に浸かる体験は、日頃のストレスや肉体疲労を瞬時に融解させる魔力を秘めています。