分割払いとリボ払いの違いとは?手数料で損しない選び方と仕組みを徹底比較

分割払いとリボ払いの違いとは?手数料で損しない選び方と仕組みを徹底比較

分割払いとリボ払いの違いとは?手数料で損しない選び方と仕組みを徹底比較についての最新情報をご紹介します。

ネット上の口コミやSNS、知恵袋などで後を絶たないのが「リボ払いを毎月真面目に返しているのに、一向に残高が減らない」という悲鳴です。国民生活センターや金融庁にも、リボ払いに関する相談が毎年多数寄せられています。

返済が終わらない元凶となっているのが、多くのカード会社が採用している「残高スライド元利定額方式」です。

この方式は、利用残高の多さに応じて「毎月の返済額」が自動的にスライドして決まる仕組みです。例えば、残高が10万円未満なら月々5,000円、10万円超〜20万円以下なら月々1万円といった設定になります。

ここで恐ろしいのが、「月々1万円の支払い」の内訳に手数料が含まれている点(元利定額)です。残高が50万円ある状態で月々1万円を返済する場合、実質年率15%だと初月の手数料だけで約6,250円が差し引かれます。つまり、1万円支払っても元金はわずか3,750円しか減っていません。

知恵袋やコミュニティに投稿された実際の利用者手記には、こうした現実が生々しく記録されています。

「毎月1万5,000円を欠かさず引き落とされているのに、1年後に明細を見たら元金が10万円も減っていなかった。残高が減らないうちに次の買い物をリボ払いで追加したため、利息だけを払い続ける無限ループに入っていた」(30代会社員・相談事例より要約)

行動経済学において、人間は「将来の大きな損失」よりも「目の前の小さな負担軽減」を過大評価する傾向(現在バイアス)があります。リボ払いは、高額な買い物の痛みを覆い隠し、「毎月数千円で手に入った」という錯覚を与えるよう巧妙に設計された金融商品なのです。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。