日本全国のロードサイドや雑居ビルの一角に、「Chợ Việt(ベトナム市場)」の看板を掲げる店舗が目立つようになりました。かつてアジア系食材といえば中華街や新大久保の限られたエリアに限られていましたが、現在では地方都市の工業地帯やベッドタウンにまでその裾野が広がっています。
この急拡大を支えているのは、製造業やIT、外食産業などで活躍する技能実習生・留学生・特定技能人材の確固たる生活需要です。業界関係者の証言によると、「2020年代前半までは個人が手荷物や少ロットの混載便で仕入れていた店舗が多かったものの、現在はコンテナ単位で自社輸入を行う大型ディストリビューターが台頭し、サプライチェーンの効率化が一気に進んだ」といいます。
その結果、輸送コストが大幅に削減され、ベトナム食品 直輸入 店舗では現地市場と遜色ない鮮度と低価格が両立されるようになりました。異国の地で故郷の味を求める在日ベトナム人だけでなく、本格的なアジア料理を家庭で再現したい日本人グルメ層の流入も加速しており、エスニック市場における一大勢力として定着しています。