全国の酒場愛好家や北海道を訪れた旅行者、物産展での購入者は、実際にめふんを口にしてどのような体験をしているのでしょうか。SNSや大手レビューサイト、現場の居酒屋取材で集まった率直な声を検証します。
まず目立つのは、日本酒愛好家たちからの熱烈な賛辞です。「辛口の純米酒と合わせた瞬間、強烈な塩辛さが芳醇な甘味に変わって驚いた」「爪楊枝の先端にほんの少し付け、舐めながら呑むだけで一合消える」といった声が多く聞かれます。酒の肴としてのポテンシャルは、一般的な酒盗やカラスミを凌駕すると評されています。
一方で、失敗談として多いのが「ご飯のお供」として誤用してしまったケースです。「温かい白米に乗せて豪快に食べたら、部屋中に血生臭さが充満して耐えられなかった」という声に代表されるように、食べる温度や分量を誤ると評価は最悪になります。めふんは温めると鉄分の香気成分が揮発しやすくなるため、冷たい状態、あるいは薬味とともに少量ずつ嗜むのが鉄則です。
また、近年の健康志向の高まりから、女性層を中心に「貧血予防の常備菜」として再評価する動きも見られます。「レバーサプリを飲むよりも、夜にスプーン半杯のめふんを食べるほうが翌朝の立ちくらみが軽くなった」という実体験も寄せられており、嗜好品を超えた滋養食としての側面に熱い視線が注がれています。