2019年に社長へ就任した日色保(ジョンソン・エンド・ジョンソン出身)は、カサノバが再建した基盤の上に「デジタル」と「デリバリー」の強固なシステムを構築しました。コロナ禍という未曾有の逆風下においても、モバイルオーダーの全国展開とマックデリバリーの爆発的普及を主導。ドライブスルーの効率化も重なり、外食業界が軒並み苦戦する中で独り勝ちの最高業績を叩き出しました。
日色は2024年3月に代表取締役会長へ就任。代わって第6代社長兼CEOに抜擢されたのが、アジア太平洋地域で豊富なマネジメント実績を持つトーマス・コウです。
この社長交代の背景には、国内市場の盤石化を完了させた日色体制から、さらなるグローバル戦略とテクノロジーの融合を進める狙いがあります。トーマス・コウ新社長は、韓国マクドナルドのターンアラウンドを成功させた実績を持ち、2026年の現在においては、AIを活用したサプライチェーンの最適化や、店舗体験のパーソナライズ、次世代型ドライブスルーの導入など、新次元の価値提供を加速させています。