歴史ある景観を守る都市計画の厳しさに対応しつつ、この施設は環境配慮型のフラッグシップとしても知られる。屋上緑化による熱島現象の緩和や、大型太陽光パネルの設置、館内排水の高度リサイクルシステムなど、目に見えない部分に先進のエコ技術が凝縮されている。
館内のイベントスペースでは、京都の伝統工芸士を招いたワークショップや、地元の大学生が企画する環境イベントが頻繁に開催される。ただ物を消費するだけのショッピングモールではなく、古都の文化継承と環境保全を地域と共に発信する「都市型プラットフォーム」として機能しているのだ。