仮にトランプ・インターナショナル・ホテルの冠や、それに準ずる最高級ハイエンドブランドが日本に本格上陸を果たすことになれば、既存の国産ラグジュアリーホテル陣営には激震が走る。金ピカの洗練されたゴージャス感を前面に押し出すトランプ流と、引き算の美学を大切にする日本の伝統的おもてなし。対極に位置する二つの価値観が衝突したとき、市場はどう反応するのか。
外資系外資系高級ホテルが次々と進出する東京において、富裕層の需要獲得合戦はすでに限界近くまで加熱している。顧客の奪い合いにとどまらず、優秀な人材の引き抜きやサービス単価の跳ね上がりなど、業界全体に波及するインパクトは計り知れない。