大衆文化の歴史を振り返れば、このタイプが残した足跡の大きさに驚かされる。銀幕のアイコンであるマリリン・モンローが放った無防備な色香と圧倒的な親しみやすさ、あるいはウィル・スミスが見せる変幻自在のエナジーと陽性のカリスマ性は、まさにエンターテイナーの美学を体現している。
映画『グレイテスト・ショーマン』で描かれた、逆境を歓喜のスペクタクルへと変える情熱も、この性格特性の核を突いている。世界的なエンターテインメント産業を牽引してきたのは、机上の理論武装ではない。観客の感情をダイレクトに揺さぶり、日常の憂鬱を忘れさせる彼ら特有の爆発的なパッションだった。