自身の横顔の違和感が、単なる脂肪や皮膚のたるみによるものなのか、それとも骨格的・歯列的な問題なのかを見極めることは、適切な対策の第一歩となる。鏡を直角に合わせるか、スマートフォンの三脚を用いて真横からの写真を撮影することで、簡易的なセルフチェックが可能だ。
定規やペンを鼻尖と顎先に当てた際、唇が強く押し潰される場合は口ゴボの傾向が強い。また、平常時に無意識のうちに口が半開きになり、顎の先端に梅干し状のシワができる場合、アデノイド顔貌や下顎後退症の可能性が疑われる。前歯が著しく咬み合わない「開咬(オープンバイト)」を伴っている場合は、機能的な問題も深刻化しているサインだ。
しかしながら、自己診断には限界が存在する。実際のクリニックでは、セファロ撮影や3D-CT解析を用い、頭蓋骨に対する上下顎骨の位置関係や歯槽骨の厚みまで精度高く測定する。正確な原因の解明には、画像診断に基づいた専門医の精密検査が不可欠と言える。