Q1:自分で押し出して白い老廃物が大量に出たのですが、完治したと考えてよいですか?
A1:完治していません。絞り出せたのは袋の内部に溜まった角質や皮脂の老廃物に過ぎず、本体である「袋(嚢腫壁)」は確実に皮下に残っています。数か月から数年かけて再び老廃物が蓄積し、元のしこりに戻ります。さらに無理な圧迫で袋に亀裂が入ると、皮下深部で大炎症を引き起こす危険があります。
Q2:市販の消毒薬やニキビパッチ、抗生物質入り軟膏で粉瘤を小さくすることはできますか?
A2:粉瘤のサイズを縮小させたり消滅させたりすることはできません。市販の軟膏は表皮の炎症を一時的に鎮静化させる効果しかなく、皮下深くにある嚢胞構造を溶かす薬効は存在しません。ニキビパッチも表面の滲出液を吸うだけであり、根本的な解決にはならず、むしろ密封により嫌気性菌が繁殖するリスクがあります。
Q3:皮膚科や形成外科での手術当日は、仕事や入浴などの日常生活にどのような制限がありますか?
A3:くり抜き法などの日帰り手術であれば、処置時間は10〜20分程度です。翌日までは患部を濡らさないよう保護が必要ですが、シャワー浴は翌日から許可されるケースが大半です。デスクワークなどの日常業務は当日から問題なく行えますが、患部に強い負荷がかかる激しい運動、飲酒、長風呂は術後2〜3日控える必要があります。