どれほど優れたバッグを手に入れても、持ち方やコーディネートを誤れば台無しになる。プロのスタイリストが提唱するスタイル術はシンプルだ。
第一に、絶対にやってはならないのが「底部を力任せに握りつぶす」持ち方だ。バッグの構造を崩し、一気に野暮ったさを生み出してしまう。正解は、底面にそっと手を添える「ボトムスルー」か、上部を軽くつまむように持つスタイリング。コーディネートにおいては、バッグの素材感とシューズ、あるいは時計のストラップのトーンを同調させることが鉄則だ。オーバーサイズのトレンチコートや、リラックスフィットのセットアップに小ぶりなバッグを差し込むことで、全体に絶妙なメリハリが生まれる。