丹精して育てているにもかかわらず、黄色い花が咲いた後に黄色く変色してポロリと落下してしまう現象は「落花(らっか)」と呼ばれます。このトラブルが発生する主たる要因は、株全体の栄養バランスの崩れと受粉環境の不備に集約されます。
植物は生長段階において、茎や葉を伸ばす「栄養生長」と、花を咲かせて種子を残す「生殖生長」の2つのモードを切り替えています。土壌中の窒素成分が過剰になると、植物ホルモンのバランスが栄養生長へと極端に傾き、子孫を残すための結実を後回しにして葉や茎ばかりを異常に太らせます。これが典型的なトマト つるボケ 原因です。
さらに、気温の急激な変化や日照不足、開花時の高湿度によって花粉の活性が低下することも、トマト 花が落ちる 理由として極めて高い頻度で見られます。花粉がめしべの先端に届かなければ受粉は成立せず、未受精の花は数日のうちに離層を形成して脱落します。つまり、株の勢いと開花環境の両輪が噛み合わない限り、トマトは決して実を結びません。