雑誌梱包において、ネット上で頻繁に見られるアドバイスの中には、現場の実務と乖離した誤解が散見されます。代表的な2つの盲点を是正します。
誤解1:プチプチで巻けば巻くほど親切である
前述の通り、雑誌の天敵は「折れ曲がり」と「水濡れ」であり、衝撃による凹みではありません。クッション性の高い緩衝材を二重に巻くよりも、OPP袋+ダンボールシート片面当てのほうが、荷姿をフラットに保ちつつポスト投函口の引っかかりを防ぐことができます。
誤解2:複数冊まとめ売りは平積みで袋詰めしてよい
3〜5冊程度の雑誌を複数冊まとめ売りする際、そのまま平積みにして紙袋へ入れると、輸送中の揺れで本同士の背表紙が擦れ合い、スレ傷や破れが発生します。複数冊を同梱する場合は、1冊ごとにOPP袋に入れるか、背表紙の向きを交互(天地逆)にして束ね、全体をストレッチフィルムやテープで固く結束して一体化させることが、内部破損を防ぐ決定的なテクニックです。