なぜ「同世代」でも「数才上」でもなく、12歳という干支一周分の年の差なのか。パートナーシップのカウンセリングを手がける専門家は、その絶妙な距離感を指摘する。同世代同士だと、キャリアの進捗や年収、あるいはSNS上の充実度などを無意識に比較してしまい、マウンティングや嫉妬が生まれるケースが珍しくない。
一方で、12歳離れていると、最初から比較対象にならない。相手はすでに人生の修羅場をいくつも潜り抜けており、多少の失敗や感情の揺れに対しても「通過点」として穏やかに受け止められる器を持っている。この包容力こそが、ストレス社会を生きる若いパートナーにとってかけがえのない救いとなっているのだ。