ネット上の情報や一般的な旅行知識をそのまま当てはめようとして失敗するケースが後を絶ちません。特に注意すべき典型的な誤解を3点解説します。
誤解1:JRの通常の「往復割引」が使えると思っている
JR各社の往復割引制度は「片道の営業キロが601km以上」の場合に運賃が1割引になるルールです。仙台駅〜東京駅間の営業キロは351.8kmであるため、駅の窓口で普通に往復切符を購入しても1円も割引されません。往復で安くしたい場合は、JR東日本の公式旅行商品「びゅうダイナミックレールパック(新幹線+宿泊セット)」や「日帰り限定のびゅう旅行商品」をWEB予約するのが正規の割引獲得ルートです。
誤解2:仙台〜東京間に定期旅客飛行機が飛んでいるという錯覚
仙台空港〜羽田空港・成田空港間には、通常期の定期旅客便は就航していません(大規模災害による新幹線不通時などの臨時便を除く)。飛行機で移動しようとすると、伊丹や中部などを経由する非現実的な迂回ルートとなり、所要時間も運賃も新幹線を大幅に上回ります。仙台〜東京間の移動において航空機は選択肢から完全に除外するのが合理的です。
誤解3:やまびこ自由席はいつ行っても座れるという油断
「はやぶさが満席でもやまびこの自由席に並べば座れる」と考えがちですが、金曜夕方の下り(東京発仙台行)や月曜早朝の上り(仙台発東京行)は、宇都宮や郡山からの通勤・ビジネス客が合流し、大混雑します。始発駅である仙台駅や東京駅から乗る場合は発車20〜30分前からホームに並ぶ必要があります。