揚げもみじの魅力である軽快な歯ごたえを自宅で再現する際、もっとも手軽で失敗が少ないのが市販の天ぷら粉を活用する方法です。小麦粉や卵を一から調合する手間が省け、ベーキングパウダーやデンプンが絶妙に配合された天ぷら粉なら、誰でもダマにならずクリスピーな衣を作ることができます。
基本の材料は至ってシンプルです。お好みの味のもみじ饅頭(こしあん、粒あん、カスタードなど)、市販の天ぷら粉、冷水、そして揚げ油を用意します。衣の溶き方は、通常の天ぷらを作る際よりも「少し重め(とろみが強い状態)」に仕上げるのが最大のコツです。衣が薄すぎると饅頭のカステラ生地が油を過剰に吸ってしまい、重たい仕上がりになってしまいます。目安としては、天ぷら粉100gに対して冷水120〜130ml程度の少しポテッとした粘度を目指すと、カステラ生地をしっかり包み込んで旨味を閉じ込めてくれます。