湯の風 HAZUの代名詞とも言えるのが、渓谷へ迫り出すように設計された絶景露天風呂です。湯船に身を沈めると、目線の高さに広がるのは宇連川の清流と対岸の鬱蒼とした木々。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉で、古くから「鳳液泉(ほうえきせん)」として親しまれる名湯です。湯上がり後も芯からポカポカと温まり、肌が滑らかに整う感覚が得られます。
宿泊記ブログやSNSの投稿で特に高評価を集めているのが、時間帯によって劇的に変化する景観のグラデーションです。朝霧が立ち込める幻想的な早朝、木々の緑が川面に映える正午前後、そして川の流れる音だけが響く夜の湯浴みと、何度入っても異なる風情を堪能できます。
一方、料理に関しても奥三河の地域性が色濃く反映されています。夕食メニューの主役は、清流で育まれた川魚(鮎やアマゴの塩焼き)や地元特産の「鳳来牛」、季節の山菜やキノコ、伝統的な手作り蒟蒻などです。派手な高級食材の過剰な演出ではなく、素材の持ち味を丁寧に引き出した滋味深い和会席が提供され、「胃もたれせず最後まで心地よく味わえる」と40代〜70代の大人の旅行者から熱烈な支持を集めています。