佐賀を代表する二大温泉街は、それぞれが異なる強烈な個性を放ち、ウェルネスツーリズムの目的地として国内外から熱烈な支持を集めています。
1300年の歴史を誇る武雄温泉において、近年のカルチャー発信地として注目されているのが武雄温泉御船山楽園です。国登録記念物である約50万平方メートルの広大な大庭園では、春の桜やツツジ、秋の紅葉が四季折々の絶景を描き出します。併設されるホテル「御船山楽園ホテル」では、デジタルアート集団チームラボによる没入型アート展が常設され、さらに「サウナシュラン」で殿堂入りを果たした名湯「らかんの湯」での温冷交代浴は、究極のととのい体験を約束してくれます。歴史ある湯治文化と現代テクノロジーが見事に共鳴した唯一無二の空間です。
一方、日本三大美肌の湯として名高い嬉野温泉美肌の湯は、ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉という独特の泉質が特徴です。無色透明ながら、肌に触れた瞬間に化粧水のようにトロリと吸い付く湯ざわりは、古い角質を落とし肌をしっとりとなめらかに整えます。さらに、温泉水で極上の豆腐をコトコト煮込み、煮汁が豆乳のように白濁してトロトロに溶け出す「温泉湯豆腐」は、朝食の定番として全国からグルメを呼び寄せる名物です。美肌の湯で体を清め、胃腸に優しい豆腐に舌鼓を打つひとときは、現代人の疲労を解きほぐす至福の処方箋となります。