プロトコールの中で最初に行われる重要な勝負が、コイントスの手順です。両チームのキャプテンが審判台の前に集まり、主審の立ち会いのもとでコインを投げて「サーブ権(またはレシーブ)」か「コートの選択権」を決めます。
体育館の照明の当たり具合や空調の風向き、さらには相手チームのローテーション傾向を考慮し、どちらのアドバンテージを取るかの一瞬の判断が勝敗を左右することも珍しくありません。
コイントスと連動して極めて重要なのが、ラインアップシートの提出期限です。各セットのスターティングメンバーとリベロ、ポジション番号を記したシートは、プロトコールで指定された制限時刻(通常は公式練習終了前やセット間)までに副審または記録員へ手渡さなければなりません。提出が遅れると遅延行為の対象となり、警告やペナルティが科されるため、ベンチ裏では直前まで相手の出方を読んだ熱い情報戦が繰り広げられます。