避難所での安全を確保するためには、平時からの備えと避難時の的確な行動ルールが不可欠です。女性や子どもを持つ家庭は、非常用持ち出し袋の準備段階から防犯を意識した対策を取り入れる必要があります。
物理的な防犯装備として、大音量の防犯ブザーやホイッスルは必須アイテムです。停電した暗闇でもすぐに鳴らせるよう、首から下げるか常にポケットに入れて携帯します。また、暗闇を照らす小型のLEDライトや、着替え・授乳時に視線を遮ることができるポンチョや目隠しケープも重宝します。
行動面では、「絶対に一人で行動しない」という原則の徹底が重要です。夜間のトイレや給水はもちろん、日中であっても子どもを一人で遊ばせたり移動させたりしてはいけません。同伴者がいない場合は、周囲の信頼できる女性同士でペアを組んで行動するなど、孤立を防ぐネットワーク作りが効果的です。