背中の寝違えで息ができない?プロが教える即効の治し方とNg行動

背中の寝違えで息ができない?プロが教える即効の治し方とNg行動

背中の寝違えで息ができない?プロが教える即効の治し方とNg行動とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

「たかが寝違え」と軽視していると、背後に潜む重大な疾患を見逃すリスクがあります。背中には心臓、大動脈、肺、胃、胆嚢、膵臓、腎臓といった主要臓器の知覚神経が集約しており、内臓疾患の痛みが背部痛として現れる「関連痛」が珍しくないためです。

整形外科を受診すべき一般的な寝違えと、直ちに内科・循環器内科や救急受診が必要なレッドフラッグ(危険兆候)の鑑別基準は以下の通りです。

身体の動き(体幹を捻る、腕を上げる)によって痛みが明確に変化する場合は、筋骨格系障害の可能性が高いため整形外科が適しています。レントゲン撮影や医師による触診により、肋骨の不全骨折(ヒビ)や頸椎・胸椎のヘルニアがないかを正確に鑑別できます。

一方で、「どんな姿勢をとっても痛みが変わらない」「胸やみぞおちの締め付け感を伴う」「左肩から背中にかけて放散する重圧感」「冷や汗、吐き気、高熱がある」といった症状が見られる場合、狭心症・心筋梗塞、解離性大動脈瘤、急性膵炎、胆石症、腎盂腎炎などの致死的な内科的救急疾患の可能性があります。この場合は迷わず内科や総合病院、救急外来を受診してください。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。