教室を退会した家庭の理由を深掘りすると、決して指導の質に対する不満だけではなく、子どもの成長に伴う「必然的な卒業」と「家庭環境の変化」が大きな割合を占めています。
最も多い退会理由は、「小学校中学年以降の運動ニーズの変化」です。未就学児や小学校低学年の頃に運動の苦手意識を克服し、逆上がりや開脚跳びができるようになった結果、「次はサッカーや野球、ダンスなど特定のスポーツに移行したい」と次のステップへ羽ばたいていくケースが多数を占めます。これは教室の役割を全うしたポジティブな卒業と言えます。
一方で、ネガティブな要因として挙げられるのは、店舗ごとの「予約・振替枠の逼迫」と「学年が上がるにつれた物足りなさ」です。土日の人気枠は常に満員で振替が取りづらい店舗があり、共働き家庭にとってスケジュール調整がストレスになる場面も見受けられます。また、身体が大きくなった高学年の児童にとっては、幼児と同じフロア空間で受けるレッスンに窮屈さを感じてしまうケースも報告されています。