あたおかの意味と元ネタを徹底解剖!見取り図発祥説とエガちゃんねるの真相

あたおかの意味と元ネタを徹底解剖!見取り図発祥説とエガちゃんねるの真相

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「あたおか」は、文字通り「頭がおかしい」というフレーズを4文字に短縮した略語・ネット用語です。国際的な辞書サイト『Wiktionary』においても「insane, crazy, nuts」に該当する日本語のスラングとして収録されており、その認知度は言語学的にも確立されています。

しかし、本来であれば相手を痛烈に罵倒するはずの強い表現が、なぜこれほどポップに若者やネットユーザーへ受け入れられたのでしょうか。その決定的な契機となったのが、吉本興業所属のお笑いコンビ見取り図による漫才です。

2018年12月に生放送された『M-1グランプリ2018』の決勝舞台において、ツッコミの盛山晋太郎さんがボケの相方・リリーさんに対してテンポよく放った「あたおかでした!」というフレーズがお茶の間に強烈なインパクトを残しました。舞台裏の手記や特番インタビューでも明かされている通り、劇場で磨き上げられたリズム感あるワードセンスが、全国ネットの電波に乗って一気に可視化された瞬間でした。

翌2019年には女子中高生を中心にSNS上で爆発的なバズを巻き起こし、「2019年上半期インスタ流行語大賞」の流行語部門で見事1位を獲得。攻撃的なトゲを削ぎ落とし、親しい間柄での軽快なツッコミや自虐として使える「愛嬌のある共感ワード」へと再定義されたのです。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。