ネット上の「川崎二郎は神対応で初心者向け」という情報が独り歩きした結果、現場では一部の利用客によるマナーの逸脱が懸念されています。記者の現場取材でも、店舗の優しさを「何でも許される甘え」と履き違えている場面が散見されます。
代表的な誤解が、「食べるのがどれだけ遅くても怒られない」という思い込みです。確かに店主から急かされたり、威圧的な言葉を浴びせられたりすることはありません。しかし、二郎は基本的に6席前後の「ロット(麺を一度に茹でる単位)」で回転しています。1人だけスマートフォンを操作しながらダラダラと食事を続け、次のロットの客を不当に待たせる行為は、店主の善意を踏みにじる行為であり、周囲の客にも多大な迷惑をかけます。
また、「麺カタメ」を無理に注文しようとする行為も控えるべき盲点です。川崎店では店主がベストと判断した茹で加減で一括して麺を茹で上げており、原則としてカタメ指定には対応していません。店舗独自の調理思想を尊重することこそが、良質な客としての最低限の嗜みです。