猛暑のプールサイドで体調を維持するために不可欠なのが日陰の確保ですが、テント持ち込みに関する公式ルールは年々厳密化されています。運動公園プールで許可されているのは、「高さ・幅ともに約2メートル以内の小型ポップアップ式サンシェード(ワンタッチテント)」のみです。骨組みを組み立てる大型タープ、四隅をペグで地面に打ち込む構造のテント、脚付きの金属フレームシェルターは、他者との接触事故や通路閉塞の危険があるため一切禁止されています。
さらに重要なのが、ポップアップテントを設営できるエリアが「芝生エリア等の指定ゾーン」に限定されている点です。プールサイドのコンクリート通路や監視員の視界を遮る場所への設営は即座に撤去指導の対象となります。良質な日陰スポットを確保するための競争率は凄まじく、開園直後の15分間で芝生の日陰エリアは埋め尽くされます。
また、子どもの年齢や体格に関わる安全基準として、人気のウォータースライダーには厳格な「身長制限(120cm以上)」が設けられています。係員による検尺は極めて厳正であり、「あと1センチ足りない」「保護者が抱っこして滑る」といった例外は一切認められません。直線スライダーおよび回転スライダーともに、滑走時のメガネ着用や突起物のある水着、浮き輪を持った状態での滑走も禁止されているため、挑戦前のルール確認が欠かせません。
一方で、身長120cm未満の幼児連れファミリーには、水深20〜40cm前後に設計された「幼児用プール・児童プール」が充実しています。頭上から水が降り注ぐバケツスプラッシュやすり鉢状のドーム型すべり台が整備されており、小さな子どもでも安全に水しぶきを浴びて楽しむことが可能です。なお、オムツが完全に外れていない乳幼児の場合、水遊び専用オムツの上に水着を着用することが義務付けられています。