言葉の観点から両者を比較すると、文化圏による捉え方の違いが浮き彫りになります。英語圏ではフクロウもミミズクも区別なく「Owl」と呼ばれます。羽角を持つミミズク類をあえて区別して表現する場合は「Horned Owl(角のあるフクロウ)」や「Screech Owl」といった補足的な単語を組み合わせますが、基本概念としてはすべて同じOwlです。
また、鳴き声の違いに関しても種ごとの個性が際立ちます。代表的なフクロウ(ウラルバクロウ)は「ホッホ、ゴロスケホッホ」と低くリズミカルに鳴く一方、アオバズクは「ホッホウ、ホッホウ」と2声ずつ澄んだ声で繰り返します。コノハズクは「ブッ・ポー・ソー」と聞こえる特徴的な鳴き声を持ち、古くは仏法僧(ぶっぽうそう)の鳥として親しまれてきました。羽角の有無ではなく、それぞれの種によって鳴き声のパターンは千差万別です。