ロキソニンが効かない頭痛の中には、命に関わる深刻な脳疾患(二次性頭痛)の兆候が隠れている場合があります。「たかが頭痛」と甘く見ず、以下のような危険信号が現れた場合は迷わず脳神経外科や救急医療機関を受診してください。
頭痛の危険なサインとして病院へ急ぐべき兆候には、明確な警戒ラインが存在します。
- これまでに経験したことがない「バットで殴られたような突然の激痛」(くも膜下出血の疑い)
- 高熱や首の後ろのこわばり・硬直を伴う痛み(髄膜炎の疑い)
- 手足のしびれ、脱力感、ろれつが回らない、視野が欠けるなどの神経症状(脳梗塞・脳出血の疑い)
- 50歳以降で初めて経験した頭痛や、日を追うごとに強くなる頭痛(脳腫瘍などの疑い)
このような緊急事態でなくても、「週に2回以上鎮痛剤を飲んでいる」「1ヶ月以上ロキソニンが手放せない」という状態であれば、危険な慢性化を防ぐタイミングです。頭痛外来の受診目安として、市販薬を月10日以上服用している状態が3ヶ月以上続いている場合は、速やかに頭痛専門医の診察を受けることが推奨されます。