エヴァ「人類補完計画」の真相とは?ゲンドウの目的と衝撃の結末を徹底解説

エヴァ「人類補完計画」の真相とは?ゲンドウの目的と衝撃の結末を徹底解説

エヴァ「人類補完計画」の真相とは?ゲンドウの目的と衝撃の結末を徹底解説について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

表向きは特務機関NERV(ネルフ)の上部組織である国連直属の「人類補完委員会」、そしてその背後に君臨する秘密結社「ゼーレ(SEELE)」によって推進されていたこの計画ですが、実態は組織のトップ同士による激しい主導権争いとシナリオの奪い合いでした。

比較項目ゼーレ(キール・ローレンツら)碇ゲンドウ(NERV最高司令官)碇シンジ(最終的な意思決定者)最終的な到達目的人類全体の原罪の贖罪と、単一の完全生命体への人工進化(神化)初号機に取り込まれた最愛の妻・碇ユイとの個人的な再会他者との境界を受け入れ、エヴァのない現実世界で生きること行動原理と根拠裏死海文書のシナリオに厳格に従い、使徒を殲滅したのちに儀式を行う死海文書を隠れ蓑にしつつ、己の執念のためにシナリオを書き換える父との対話を通じた自己の確立、他者の存在と痛みの肯定使用したトリガー量産機、初号機、カシウスの槍(またはロンギヌスの槍)アダムを取り込んだ自身の右手、綾波レイ(リリスの魂)、第13号機ガイウスの槍(ヴィレの槍による世界の再創生)計画に対するスタンス「絶望的な現世からの解放」としての集団救済思想人類の存亡など眼中にない究極のエゴイズムと純愛補完による同化を拒否し、個別の生を選択する決断

キール議長率いるゼーレは、太古の先住民族が遺したとされる「裏死海文書」に記された予言を狂信的に崇拝していました。彼らにとって人類は知恵の実を盗み食いした罪深き存在であり、使徒をすべて撃破した後に、リリスの器であるエヴァンゲリオン初号機を依り代として全人類の魂をリリスの卵(黒き月)へ還すことこそが、唯一の救済(神への帰還)だったのです。

一方、ゲンドウの動機は極めて個人的かつ純粋でした。学生時代に唯一自分を肯定し孤独から救い出してくれた最愛の妻・碇ユイが、2004年の初号機接触実験で機体に取り込まれて消滅。以来、ゲンドウの人生の目的は「ユイともう一度逢うこと」だけに固定化されました。ゲンドウはゼーレの巨額の予算と権力を利用しながら、裏で自らの肉体にアダムを移植し、リリスの魂を持つ綾波レイを掌握することで、ゼーレの意図しない独自の補完計画を強行しようと暗躍していたのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。