長年にわたりザ・ドリフターズを支えてきた所属事務所のイザワオフィスは、深い悲嘆とともに正式なリリースを発表した。事務所関係者や現場スタッフが一様に口を揃えたのは、仲本さんの圧倒的な「優しさとプロフェッショナリズム」だった。どれほど多忙を極める現場であっても声を荒らげることは一切なく、常に周囲を和ませる柔和な笑顔を絶やさなかったという。
「どんなに過酷な生放送の現場でも、仲本さんがメガネの奥で微笑んでくれるだけで現場の緊張がほぐれた」。関係者が語るその証言からは、グループのバランサーとして彼がどれほど決定的な役割を果たしていたかが浮き彫りになる。事故直前まで新たな舞台や音楽活動への意欲を語っていただけに、関係者が抱いた無念さは計り知れない。