Q1:ビジネスメールや公用文で「嬲る」という表記を使っても差し支えありませんか?
A1:ビジネス文書や公用文での使用は避けるのが鉄則です。「嬲」は常用漢字表に含まれない表外漢字であるため、公的な場面では「いたぶる」「もてあそぶ」と言い換えるか、平仮名で「なぶる」と表記するのがビジネスマナー上適切です。
Q2:「女」と「男」を組み合わせた漢字は、他にどのような種類が存在しますか?
A2:最も身近な例では、男女が並ぶ「好」(女子)があります。また、女二人に男一つの「嬲」、男二人に女一つの「嫐」のほか、女が三つ集まる「姦」(かん・かしましい)、男が三つ集まる「毳」(け・けば立つ:※正しくは毛三つだが男三つの俗字と混同される例あり)など、同系統の人間文字を反復する合字は古代から多数考案されてきました。
Q3:手書きで「嬲」をバランスよく美しく書くコツはありますか?
A3:中央の「男」をやや縦長に引き締め、左右の「女」を少し外側に配置して全体を正方形に収める意識を持つと綺麗に整います。左の「女」の右側へのハライと、右の「女」の左側へのハライが、中央の「男」の領域を侵食しないよう、偏と旁(つくり)の間隔をミリ単位でコントロールするのがポイントです。