作品数が多いため、「どこから観ればいいかわからない」という初心者も少なくありません。その場合は、関心のあるメインキャラクターやテーマに絞って鑑賞するのが最も確実なアプローチです。
【黒ずくめの組織との対決を追うなら】
原作者・青山剛昌氏が本格監修する組織編は、本編の根幹に関わる重要エピソードの宝庫です。脱出劇の緊張感が凄まじい『天国へのカウントダウン』、組織の潜入捜査官事情に切り込んだ『純黒の悪夢』、そして灰原の運命を巡る『黒鉄の魚影』を押さえておけば、シリーズ全体の緊張感を余すところなく味わえます。
【怪盗キッドの華麗な活躍を楽しむなら】
コナンの好敵手であるキッドが登場する作品は、エンタメ性とギミックの楽しさが際立っています。記念碑的な初登場作『世紀末の魔術師』、シンガポールを舞台に京極真と激突する『紺青の拳』、そしてキッドとコナンの出生の真実に踏み込んだ『100万ドルの五稜星』が外せません。
初心者の方は、まず単体映画としての完成度が極めて高い『瞳の中の暗殺者』や『時計じかけの摩天楼』で世界観に触れ、その後『ゼロの執行人』や『黒鉄の魚影』といった近年のメガヒット作へステップアップしていく順番が最もおすすめです。