検索エンジンの上位やSNSのタイムラインには、時折「【2026年限定】コークオンのジュースが10本タダになる裏コード公開」といった扇情的な投稿が流れてくる。流通・情報セキュリティの専門家として、この危険な盲点について強く警鐘を鳴らさなければならない。
日本コカ・コーラが「10本無料」といった常軌を逸したプロモーションコードを無条件で一般公開することはあり得ない。こうした偽情報のリンク先をクリックすると、悪質な懸賞ポイントサイトやアンケート詐欺画面へ誘導され、メールアドレスやクレジットカード情報の入力を求められる被害が報告されている。
「コードを入力すればすぐ反映される」と思い込ませ、外部の怪しいアプリをインストールさせるアフィリエイト詐欺の手口も巧妙化している。公式が提供するインセンティブは、あくまで自販機利用の促進とロイヤルティ向上を目的とした「スタンプ数個」や「抽選での1本無料」の範疇に収まる。うますぎる話の裏には、確実に個人情報を抜き取る罠が仕掛けられていると認識すべきだ。