地方の公立クラシック専用ホールという性質上、インターネット上にはいくつかの誤解や検索ユーザーが見落としがちな盲点が存在します。後悔のない鑑賞や施設利用のために、事前に把握しておくべき真実を整理します。
第一の盲点は、ザ・ハーモニーホールのチケット予約における購入ルートです。「チケットぴあ」などの大手プレイガイドで全公演のチケットが手に入ると思われがちですが、ホール主催の定期公演やパイプオルガンシリーズの中には、ホールの公式窓口および公式WEB予約システム「ハーモニーメイト」での先行販売・専売となる公演が多数存在します。特にオルガン名手の来日リサイタルや良席を狙う場合は、大手サイトを待つのではなく、公式の案内を起点に予約手続きを進めるのが鉄則です。
第二の誤解は、「プロ専用の敷居が高い施設で、アマチュアや一般市民は使えないのではないか」というイメージです。実際の松本市音楽文化ホールの施設利用料金を確認すると、公立文化施設としての公共性が徹底されており、極めて良心的な価格設定となっています。メインホールであっても、平日の午前・午後区分など市民利用枠であれば数万円台から利用可能であり、小ホールや練習室、リハーサル室は個人練習やアンサンブルの合わせ練習に手頃な料金で開放されています。そのため、コンクール前の本格的なホール練習や、高音質なアコースティック録音を行いたい音楽関係者にとっても穴場の拠点となっています。