大手旅行口コミサイト「フォートラベル」のランキングにおいて、勝立生活百貨(雙城店)は台北のスーパー・ショッピング施設の中で常に上位を争う34位前後をキープし続けています。数万軒もの店舗がひしめき合う台北において、単なる街の日用品店がこれほどの知名度を誇っている事実は特筆に値します。
ネット上の反応やSNSに寄せられたリアルな声、そして現地取材で得られた利用者の生々しい証言を検証してみましょう。
「私にとって勝立は台北のブラックホール。ついつい吸い込まれ、気づいたら1時間以上店内を徘徊していた。東京でいうと合羽橋商店街の雑多な問屋をぎゅっと凝縮したような空間で、台湾庶民の息遣いそのものを持ち帰れるのがたまらない」(40代・女性リピーターの手記より)
「パイナップルケーキなどの定番土産に飽きた友人へのお土産は全部ここで調達している。特に漢字がプリントされたレトロなメモ帳や、食堂で使われているメラミン製のレンゲは配ると全員が驚いて喜んでくれる」(30代・男性旅行者)
一方で、勝立生活百貨の評判や口コミの中には、次のような率直な注意点も挙げられています。
- 通路が極端に狭く、人がすれ違うのがやっと。大きなリュックやスーツケースを持っての入店は避けたほうが無難。
- 英語や日本語の表記はほとんどなく、店員も昔ながらの下町の接客(無愛想に見えるが質問すれば身振り手振りで親切に教えてくれる)。
- 商品に埃をかぶっているものがあるため、購入前には傷や汚れがないか自分の目でしっかり検品する必要がある。
こうした荒削りな一面も含めて、チェーンストア化やスマート決済が進む現代のアジアにおいて、「かつての泥臭いエネルギー」を肌で体感できる貴重なオアシスとして支持されているのです。