個人写真の印象を左右するもう一つの要素が、服装の清潔感と自然な表情作りです。
制服の場合、ネクタイやリボンの緩み、シャツの第一ボタンの留め忘れ、襟の左右非対称は思っている以上に目立ちます。撮影直前の待機列で、手鏡やスマホのインカメラを使い、「襟元が詰まっているか」「ジャケットの肩のラインが崩れていないか」を指差し確認する習慣をつけておくと安心です。
表情の作り方については、「歯を見せない微笑み」が最も失敗しにくい王道のスタイルです。撮影の直前に大きく息を吐き出し、奥歯の噛み締めを解いて肩の力を抜きます。そして、レンズの奥を見るのではなく「カメラマンの頭上あたり」に視線を合わせながら、口角を2ミリだけ斜め上に引き上げる意識を持つと、目が細くなりすぎず、穏やかで澄んだ瞳の1枚に仕上がります。