2004年3月、猿岩石は惜しまれつつも正式に解散を発表しました。一部メディアでは激しい衝突や金銭トラブルといった猿岩石の不仲説が書き立てられましたが、真相はもっと根本的な「芸人としての熱量の乖離」にありました。
猿岩石の解散理由について、後に双方が語ったところによると、お笑いに強い執着を持ち「何が何でも芸能界で生き残りたい」ともがいていた有吉さんと、ブームが去った芸能界に見切りをつけ、別の生き方を模索したいと考えていた森脇さんとの間で、将来のビジョンが完全に分かれてしまったことが直接の原因です。
当時、仕事が激減する中で森脇さんはサパークラブの経営など実業方面に関心を寄せるようになり、コンビとしての足並みは完全に乱れていました。殴り合いの喧嘩をして別れたというよりも、お互いが目指す人生のベクトルが交わらなくなった結果の自然な終焉だったといえます。