Q1:小学校中学年(3〜4年生)ですが、サッカーの試合中だけコンタクトを使わせたいです。可能ですか?
A1:医学的な絶対不可ではありませんが、ハードルは非常に高いと言えます。本人が完全に自力で安全に着脱でき、指導者のもとで試合中のみ短時間装用(ワンデータイプ)を徹底できる場合に限り、眼科医の個別判断で処方されるケースはあります。ただし、多くの場合まずはスポーツ専用の度付きセーフティゴーグルの使用が第一選択として推奨されます。
Q2:中学生がコンタクトデビューする際、眼科に保護者の同伴は必須ですか?
A2:原則として保護者の同伴が必須です。未成年者の場合、高度管理医療機器の使用に伴う合併症リスクの説明に対するインフォームド・コンセント(説明と同意)が必要となります。クリニックによっては「親の同意書」の持参で本人のみ受診を認める場合もありますが、初期指導の内容を家庭で共有するためにも初診時は保護者が同席してください。
Q3:高校生になり「黒目を大きく見せたい」とカラコンを欲しがります。何歳からなら安全ですか?
A3:高校生(15〜16歳以上)であれば身体的には装用可能な年齢に達していますが、「カラコンだから安全基準が甘くて良い」ということは一切ありません。必ず眼科で角膜の健康状態やベースカーブを測定し、国内の医療機器承認番号を取得した高品質なレンズを処方してもらう必要があります。度なしレンズであっても無診察での通販購入は厳禁です。
Q4:2ウィークタイプの方が安上がりですが、中学生・高校生にはワンデーとどちらが良いですか?
A4:眼科専門医の立場からは、学生の初期装用には圧倒的に「ワンデータイプ」が推奨されます。2ウィークは毎日のこすり洗い・浸漬消毒・ケース洗浄乾燥を完璧に行う必要があり、学生のケア不足による角膜潰瘍の発生率がワンデーの数倍に達するという調査報告もあります。目の健康を守る医療コストと捉え、まずはワンデーから始めるのが安全です。