多くのフリーアナウンサーを擁するセント・フォースにあって、山本萩子の存在感は異彩を放っている。その最大の理由は、芸能界屈指とも評される「本気の野球愛」だ。単なる「野球ファン」というレベルをはるかに凌駕し、日本野球機構(NPB)の公示情報や詳細なセイバーメトリクス(野球統計学)のデータを日夜チェックする姿は有名である。
スコアブックを自らつけながら球場に通い詰め、投手の球種割合や打者のカウント別打率まで頭に入れているというエピソードは、プロ野球関係者を驚かせた。この専門性の高さこそが、バラエティやスポーツ番組において彼女を代替不可能な存在へと押し上げた原動力である。