志望校選定において最も重要な指標となる難易度について、各学群・学類の最新データを精査します。酪農学園大学は現在、獣医学群(獣医学類・獣医保健看護学類)と農食環境学群(循環農学類・食と健康学類・環境共生学類・農環境情報学類)の2学群・6学類体制を展開しています。
一般選抜における獣医学類の難易度は、私立獣医系6大学(麻布大学、日本獣医生命科学大学、日本大学、北里大学、岡山理科大学、酪農学園大学)の中でも独自のポジションを保っています。首都圏の大学と比較すると、北海道という地理的条件から一般入試の合格最低点や倍率が極端に吊り上がりにくい傾向はあるものの、出題される理科・数学・英語の試験問題は極めて標準的かつ高精度な処理能力を要求されます。2026年入試でも、一般選抜の一次試験ボーダーラインは得点率で70%〜75%以上の得点が求められ、1問のケアレスミスが合否を分ける厳しい戦いが続いています。
一方で、愛玩動物看護師の国家資格化に伴い注目が集まる獣医保健看護学類は偏差値45.0〜47.5程度で推移しています。農食環境学群に関しては、共通テスト利用方式や総合型選抜を組み合わせることで合格のハードルは決して高くありませんが、入学後のカリキュラムは生物学や化学の基礎実験が密集しており、高校段階での理系基礎学力が不足していると進級で苦労する現実があります。