加齢に伴い肌の水分保持機能と真皮の弾力が低下する40代・50代向けに夏に崩れないファンデーションを選ぶ際は、若い世代と同じテカリ対策を行うと深刻な肌トラブルを招きます。大人世代特有の夏崩れは「皮脂」ではなく「乾燥とたるみ毛穴」が主因だからです。
40代・50代の肌に油分を強力に奪うパウダーやマット系ファンデーションを使用すると、シワの溝に粉が入り込み、いわゆる「毛穴落ち」や「ひび割れ」を引き起こします。大人世代が重視すべきスペックは以下の3点です。
- 高保湿美容液成分(セラミド・ヒアルロン酸・ナイアシンアミド等)が60%以上配合されていること
- 光拡散効果(ソフトフォーカス技術)で影を飛ばし、厚塗り感なく毛穴をカモフラージュできること
- 表情の動きに耐えうる柔軟性の高いリキッドまたは美容液バーム形状であること
大人肌の場合、ベースメイクの全顔仕上げをやめ、カバーが必要な目の下の三角ゾーンを中心にファンデーションを置き、フェイスラインに向けてフェードアウトさせる「抜け感メイク」を意識することで、時間経過による崩れが目立たなくなります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
夏用ベースメイクを選ぶにあたり、自身の肌質や生活様式に合わないアイテムを使うと肌荒れや化粧崩れを助長します。明確な判断基準をもとに選択してください。
【耐久ファンデーションを今すぐ選ぶべき人】
- 日中の屋外移動や外回りの営業が多く、直射日光と汗にさらされる環境にいる方
- 皮脂によるメイクの浮きや小鼻のテカリが昼前に発生しやすい脂性肌・混合肌の方
- 頻繁に化粧直しをする時間が取れず、朝の仕上がりを夕方まで持続させたい方
【使用に慎重になるべき人・保湿重視へシフトすべき人】
- 一日中冷房の効いた乾燥したオフィス内でデスクワークを続ける乾燥肌の方
- 目元や口元の乾燥小ジワにファンデーションが溜まりやすいインナードライ傾向の方
- 強力なクレンジング剤による摩擦刺激で肌荒れを起こしやすい敏感肌の方