結婚式の入場・キャンドルサービスや卒業式、発表会の選曲としても根強い支持を集めるこの曲は、自ら演奏し、歌う楽しさも格別です。
◆ ピアノ楽譜のレベル別選び方
原曲の調性は変ホ長調(E♭ Major)やヘ長調(F Major)から始まり、後半のサビで半音〜全音上へと転調するのが基本構成です。 初心者向けのYou Raise Me Up ピアノ楽譜では、ハ長調(C Major)に移調され、転調をあえて排したアレンジが弾きやすく重宝します。一方、中級〜上級者向けのアレンジでは、ケルト音楽独特のドローン(持続低音)の響きや、ゴスペル風の重厚な和音展開を再現したスコアを選ぶことで、原曲の神聖なダイナミクスを余すところなく表現できます。
◆ カタカナ歌詞をベースにした歌唱のポイント
英語の響きを滑らかに歌いこなす鍵は、単語同士の「リンキング(音の繋がり)」を意識することにあります。 例えば冒頭の「When I am down」は「ウェン・アイ・アム」と一音ずつ区切るのではなく、「ウェナイ・アム」と滑らかに発音します。また、サビの「You raise me up」は「レ」の音にアクセントを置きつつ、「アップ」の破裂音を優しく響かせると、感情の乗った豊かな表現へと昇華されます。