いよいよ実践だ。壁紙の隙間にノズルの斜めカット面をぴたりとあて、一定の速度で手前に引きながら均一に絞り出していく。一度に長く塗ろうとせず、50cmから1m程度の区間ごとに分けて作業するのがムラを防ぐコツだ。
塗布した直後、ここからが「スポンジ拭き取りの極意」となる。濡らしてしっかり絞ったメラミンスポンジや仕上げ用スポンジを軽やかにはわせ、溝に入り切らなかった余分な補修材を一気に拭き取る。力を入れすぎると溝の中の剤まで掻き出してしまうため、壁面に沿って撫でるように滑らせるのがポイントだ。スポンジのきれいな面を常に使い、拭き残しを水拭きで完璧に整えることで、プロ顔負けの直線美が立ち現れる。