英進館の強さを語る上で外せないのが、徹底した能力別クラス編成です。最上位の「TZS」、それに続く「TZ」「SZ」「SA」「SB」といった細かな階層が存在し、夏期講習でどのクラスに入るかによって教材の難度も担当講師陣の顔ぶれも大きく異なります。
TZクラスへの入室権利を獲得するためには、定期的に開催される英進館 TZ選抜テストで合格基準点をクリアしなければなりません。合格のボーダーラインは回によって変動しますが、四谷大塚の合不合判定テストや館内統一テストの偏差値で概ね偏差値58〜60以上、最上位のTZSでは偏差値64以上がひとつの絶対防衛ラインとされています。
「テスト結果発表の日、教室前の掲示板に貼り出された座席表を見て涙を流す生徒も少なくない」と、卒業生の保護者は振り返ります。1問のミスでクラスが落ちるシビアな環境は、子どもたちに強い勝負勘を植え付ける反面、常にテストの点数に追われる心理的重圧をもたらします。親がテストの偏差値だけに一喜一憂せず、努力のプロセスを認められるかどうかが、子どもの精神的パンクを防ぐ生命線となります。