スーパーの店頭で常温陳列されている光景を見かけることがありますが、購入後の常温放置は厳禁です。アスパラガスは収穫直後から呼吸熱を発し、室温(特に20℃以上)環境では急速に劣化が進みます。
農畜産業振興機構などの調査データによると、収穫後のアスパラガスを常温に置いた場合、わずか24時間で糖分やアスコルビン酸(ビタミンC)が半減することが分かっています。さらに穂先が開き、内部の水分が抜けてカサカサになり、異臭やぬめりが発生する原因となります。購入後は季節を問わず、速やかに冷蔵室・野菜室へ入れるか冷凍処理を行ってください。
購入時に役立つ!新鮮なアスパラガスの見分け方
保存効果を最大限に高めるには、そもそも初期鮮度が高い個体を選ぶことが不可欠です。店頭では以下の4点をチェックしてください。
- 穂先(先端部):隙間なくキュッと固く締まっており、緑色が濃いもの(開いて黄色や紫色に変色しているものは鮮度低下)。
- 茎の太さと張り:太さが均一で、表面にみずみずしいハリとツヤがあるもの(細すぎるものは乾燥しやすく筋っぽい場合が多い)。
- 切り口(根元):根元の断面が円形で白く、乾燥してひび割れたり茶色く変色していないもの。
- 全体の弾力:持ったときにまっすぐピンと立ち、だらりと垂れ下がらないもの。